事業年度
会社は一年ごとに会計の区切りをつけます。
この区切りのことをを「事業年度(決算期)」と呼びます。
決算の回数は年に何回でも定めることができますが、会社の場合は決算をすれば公告の義務があることや、また非常に煩雑な作業であるため、決算は年1回とするのがいいでしょう。
事業年度の開始時期と終了時期については、特に決まっていないため、個人と同じように1月から12月までとすることもできますし、上場企業などに比較的多い4月から3月という形にすることもできます。
そのほか、会社の業務の繁忙期や会計事務所の繁忙期を避けて決算が迎えられるように事業年度を設定している会社もあります。
忙しくてきちんと決算手続きができず、申告漏れになるような事態は絶対に避けるべきです。
もし、会社の会計を専門家(公認会計士や税理士)へお願いする予定であれば、その専門家の希望も聞いておくべきです。